私の名前は川内崇浩。目下決算処理に追われているしがない一人社長だ。
よく、ゆくゆくは自立の為にグループホームに
とあるが、ではグループホームはどういう所かという話になる。
一時期はなかなか入れなかったグループホームであるが、近年、色々な業態の会社が参入し、すそ野が広がり以前に比べるとこだわりがなければ入居は容易になりつつある。
かくいう私も過去、不動産を運営している株式会社のグループホーム立ち上げ、運営に携わっていた。
新規事業者の参入は歓迎すべきだが、課題もある。
この事はまた今度話すこととしよう。
まず、グループホームとういのはどういう所かというと
共同生活。
複数人の利用者が一つの住居に住み、世話人と言われる職員が、日常生活の相談や必要に応じて食事や入浴、洗濯等サポートをして生活を支えてくれる。
ただし、ホームによっては対応にばらつきが出る部分もある。
例えば、通院同行や感染症時の対応などがそれにあたる。
立地や、諸経費、設備についつい目が行きがちであるが、どんな支援が必要なのかをしっかり把握した上で探さないと、いざ入ってもこんなはずではなかったと後々困ることになる。
もちろん、ホーム選びをする際、一緒に見学に行ったり調べたりするのも計画相談の仕事だ。是非とも手伝わせて頂きたい。
余談ではあるが、グループホームには基本4種類の業態が存在する。
まずは、介護サービス包括型。
この業態が一番多く、ポピュラーな存在といえるだろう。
世話人が夕方から朝まで。昼間は駐在しておらず、平日の昼間は何かしらの活動をしている事が前提条件となる。土日祝に関してはホームによって対応にばらつきがある。
つぎに紹介するのは、日中サービス支援型
これは介護サービス包括型と違い24時間世話人が駐在している。一番手厚いともいえるだろう。主な利用層は重度、もしくは高齢化した方がメインとなっている。
現在は介護サービス包括型の新設が目立つが、入居者の先を見据えていくとどうなっていくのか考えて行く必要もある。年を重ねるに従って自然と必要な支援も増えていく。今後表面化してく事だろう。重度化したから支援ができませんと放り出そうとするホームが増えないことを祈るばかりだ。
おっと、話がそれてしまったな。
他には外部サービス利用型というのも存在する。
これは日常生活の相談などは世話人、食事や入浴、排せつなどの身体介護を伴うものは外部のヘルパーが入るシステムだ。
これも重度化に向けて有効な手段とも言えよう。
必要なサービスをチョイスしてヘルパーを入れる仕組みだ。
結構有料老人ホームはこの手法を行っている所が多い。
それにより、自立度の高い人から介護が必要な人まで暮らすことが可能である。
もちろん、自立度が高くても、段々と介護の手が必要になった時も安心できる。
最後に紹介するのはサテライト型だ。
このサービスは通過型とも言われ滞在期間は基本2年間。
ちなみにその他は滞在型と呼ばれている。
一人暮らしの練習をして、後々は自立した生活を送る為のホームと捉えてくれればよいだろう。
イメージとしてはアパート丸々一棟借り上げて、一室は世話人室、ほかの部屋はそれぞれの居室となる。一人暮らしを経験しながら支援を受けることが出来る。
もちろん、自立度の高い人が利用する事が殆どである。
ざっとであるが、これがグループホームの簡単な説明となる。
では今日はこの辺で・・・