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「見栄と焦りと非常勤」

私の名前は川内崇浩、毎週月曜日の更新を頑張ろうと思っている筋トレに勤しむ経営者だ。今日は昔の事でも書いてみようと思う。。。

🔙時は約四半世紀前

俺の名前は川内崇浩。24歳のフリーターだ。
正社員になりたい。でも就職活動はことごとく撃沈。
まぁ、時代は就職氷河期。しかも俺、大学中退なんだよね。

ある日、病院の清掃バイト中に、看護助手の人から言われた。

「ヘルパー2級、取ってみたら?一緒に働かない?」

バイト脱却のチャンス到来!
俺はその言葉を頼りに、ヘルパー2級の資格取得へ。

講習は思ったより簡単で、
「よし、これでバイト生活とはおさらばだ!」
そう信じて疑わなかった。


🌟「福祉の時代」到来(のはずだった)

当時、世の中では「これからは福祉の時代だ!」なんてメディアも騒いでた。
“福祉村構想”とか、夢みたいなワードも飛び交ってた頃。

「資格さえ取れば余裕っしょ」
――正直、甘く見てた。

そして、件の病院に電話をする。

「今は人手足りてるので、採用予定はありません。」

……え?
※ちなみに、同じ講習でヘルパー2級を取った人はそこに採用されていた。
その事実を、後から知ることになりショックを受ける。


🚪門前払いと現実の壁

そこから俺は、老人ホームを片っ端から受け始めた。
が、当時はこんな時代。

「未経験はお断りしています」

という門前払いが当たり前。

ならば――
障害者福祉ならどうだ?

面接に行くと、真顔で言われる。

「え?この学歴?こんなんじゃ無理でしょ。字も汚いし。最近多いんだよね、安易にヘルパー取って応募してくる人。」

心、ボロボロ。

でも、確かにその通りだった。
自分でも、どこか浅はかだったと気づいていた。大して志望動機もない。ただ安定した職業に就きたいだけ。


💡方向転換:パートから這い上がる!

考えた末、俺は方針を切り替える。

「パートから正社員を目指そう!」

やがて、ある社会福祉法人にパート採用された。
「がんばり次第で正規登用あり」とのこと。

勤務条件は、週3日・5時間。
それでも俺には、希望の扉に見えた。

そして、ここで俺は新たな病を発症する。
その名も――

「認められたい症候群」

今夜はこの辺にしておこう。また来週にでも続きを書こうと思う。ではまた会おう・・・

次回予告:
第2話「フルタイム幻想と認められたい症候群
パートから正社員に――と思ったら、そこは新たな地獄の入口!?
から回る若造・川内崇浩が、評価という名の幻を追い続ける話。