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計画相談の種類について 私見

私の名前は川内崇浩。

最近ブログが趣味になってきたのだろうか。

なんか毎週更新している中年経営者だ。

さて。

障害福祉の世界には、色々な「相談」が存在する。

計画相談支援。

一般相談支援。

基幹相談支援センター。

ほかにも自治体が設置・委託している相談窓口などがある。

何それ?

だと思う。

これは分かりにくい。

言うなれば、

カトリックとプロテスタントの違いを、キリスト教徒ではない日本人がどこまで知っているのか。

多分そのくらいの話である。

そして身も蓋もない話をすると、

正直、私も全部を正確に説明しろと言われると怪しい。

法律上の区分はもちろんある。

ただ、実際の相談窓口の名称や役割分担、どこがどこまで関わるのかについては地域によって違いがある。

「詳しくは各自治体へお問い合わせください」

となるのだが、

問い合わせたところで初めて聞く人は、

「???」

となる可能性もある。

そこで今回は、

制度を厳密に解説するというより、

普段、計画相談支援をやっている私からはそれぞれがどう見えているのか。

そんな話を書いてみようと思う。

計画相談支援

まずは私がやっている計画相談支援。

いわゆる「相談支援事業所」と聞いて、多くの人が想像するのはこれではないかと思う。

サービス等利用計画を作る。

本人のところへ訪問する。

モニタリングをする。

サービス担当者会議をする。

「新しくこのサービスを使いたい」

となれば関係機関と調整する。

大体そんな仕事をしている。

障害福祉サービス等の利用に伴って関わっているため、サービス利用がなくなれば、計画相談として継続して関わる理由もなくなっていく。

例えば、

障害者雇用で働いている。

グループホームに住んでいる。

そこから一人暮らしを始め、

「もうグループホームは使いません」

「居宅介護も大丈夫です」

となった。

ほかに計画相談の対象となるサービス利用もなければ、

計画相談も自然と離れていくことになる。

少し寂しい。

しかし、

それでいいのである。

計画相談を利用し続けることが目的ではない。

一般相談とか、地域の相談窓口

ここから一気に分かりにくくなる。

制度上の「一般相談支援」は、基本相談支援に加えて、施設や病院などから地域生活へ移るための「地域移行支援」や、地域生活を続けるための「地域定着支援」などを担っている。

一方で実際の地域には、市区町村が設置したり委託したりしている障害者相談支援の窓口もある。

そして、この辺の名称や役割分担が地域によって違う。

少なくとも私の仕事をしている地域では、

まだ福祉サービスにつながっていない人の相談を受けたり、

住んでいる地域によって担当する相談窓口が決まっていたりすることもある。

「〇〇相談支援事業所にお願いしたいです」

と言っても、

「お住まいはこちらなので、担当はこちらになります」

となることもある。

公的な色合いが強い相談窓口も多い。

ちなみに、

私はこの辺の財源や委託の仕組みまで全部説明しろと言われたら、

よく分からない。

計画相談の仕事をしていて、調整が非常に多いケースなどでは、

「ちょっと一緒に入ってもらえませんか」

とお願いすることもある。

逆に地域の相談窓口から、

「福祉サービスにつながることになったので、計画相談をお願いできますか」

と依頼されることもある。

ケースによっては、その後もしばらく伴走してくれる。

計画相談の立場からすると、

非常に頼もしいバックアップシステムである。

基幹相談支援センター

そして最後が基幹相談支援センター。

名前からして強そうである。

実際、

地域の相談支援体制の中核を担う存在である。

総合的・専門的な相談。

地域の相談支援事業者への助言。

人材育成。

関係機関の連携。

地域の相談支援に関する会議や研修。

そういった役割を担っている。

ただし、ここも地域によって運用には違いがある。

社会福祉法人などが自治体から委託を受けている地域もあれば、行政が中心となって担っているところもある。

個別ケースへどの程度入るのかについても違いがある。

私自身、基幹相談支援センターと一緒にケースへ入ることは、それほど多くない。

ただ、

計画相談だけでは抱えきれない。

地域全体で考えないとどうにもならない。

色々な機関が関係している。

そんな時に、

「基幹にも相談してみよう」

となる。

私の感覚で言えば、

最後の砦である。

もちろん、何でも基幹へ持っていけば解決するという意味ではない。

基幹相談支援センターだって魔王を倒す勇者ではない。

しかし、

「いざとなったら相談できる場所がある」

というだけでも、地域の計画相談にとってはかなり心強い。

結局、地域によって結構違う

こうして書いてみると、

やっぱり分かりにくい(笑)。

制度上はそれぞれ役割が整理されている。

しかし実際に地域へ出ると、

自治体ごとに相談支援体制の作り方や名称、役割分担に違いがある。

だから私は、

「全国どこでも絶対こうです」

とは、とても言えない。

ただ一つ言えるのは、

計画相談だけで全部を抱えるより、

一般相談支援や地域の相談窓口、基幹相談支援センターなど、

相談できる先が何層かある地域の方が安心である。

全部一人でやれば経験値は跳ね上がる。

確かに強くなる。

ただし、

孤軍奮闘にもなる。

RPGなら経験値がたくさん入って嬉しいところだが、

現実の福祉では、

あまり嬉しくない(笑)。

なお、今回の記事は制度を厳密に解説することを目的としたものではなく、あくまで計画相談支援に携わっている私個人の体感を交えて書いている。

相談支援体制や各窓口の役割は地域によって異なるため、実際に利用を検討される場合は、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口等へご確認いただきたい。

では今夜はこの辺で……。